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OpenGLモジュール

OpenGL は、3次元グラフィックス描画のための標準APIである。

OpenGL は、基本的に3次元描画のための機能だけを提供し、GUI プログラミングの機能はほとんど、あるいはまったくサポートしない。OpenGL でユーザインターフェースを構築するには、X プラットフォーム上では Motif、Windows 上では Microsoft Foundation Classes (MFC) といったような GUI 用ツールキットを用いる必要がある。 いずれのプラットフォームであっても、 Qt は利用可能である。

注意: OpenGL は、合衆国およびその他の国々において、Silicon Graphics 社の登録商標である。

Qt の OpenGL モジュールを使うことで、Qt アプリケーションの中で簡単に OpenGL を利用することができる。OpenGL ウィジェットは、物体を描画するために OpenGL の API を利用する部分で OpenGL ディスプレイバッファを扱うという点を除けば、他の Qt ウィジェットとほぼ同一の利用方法を用いればよい。

Qt の OpenGL モジュールは、各プラットフォームに固有の GLX(X11)、WGL(Windows)、AGL(Mac) といった API に対して、プラットフォーム非依存の Qt/C++ ラッパーとして実装されている。役割的には、Mark Kilgard による GLUT とよく似ているが、Qt の OpenGL モジュールでは OpenGL にはない GUI 機能、すなわち Qt の API が利用できる。

インストール

Qt をインストールするプラットフォームが X11上の場合、Qt の OpenGL モデュールをインストールする際に configure スクリプトが OpenGL 用のヘッダファイルとライブラリを自動的に検出する。(もし、OpenGL 用のヘッダやライブラリが一般的でない場所に置かれている場合は、 QMAKE_INCDIR_OPENGL QMAKE_LIBDIR_OPENGL といった設定を設定用ファイル上で変更しなければならない場合がある。)

Windows 上では、Qt の OpenGL モデュールは既に含まれているので、インストール時に意識する必要はない。

QGL クラス群

Qt での OpenGL をサポートするクラスは、以下のとおり:

ほとんどのアプリケーションでは、高レベルのクラスである QGLWidget を利用するだけで事足りるであろう。その他のクラスは、QGLWidget だけではできないような高度な機能を提供している。 X11 プラットフォームの利用者は、さらに オーバーレイに関する事項を参照のこと。

QGL に関する文書は、既に OpenGL による開発経験があることを前提に記述されている。もし OpenGL をよく知らないということであれば、先に http://www.opengl.org/を参照すると良いだろう。


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